陽☆男の子にも女の子にも人気の名付け漢字・・・「太」から生まれた陰陽の「陽」とは。
【陽】
音読み:ヨウ(ヤウ:旧仮名遣い)
訓読み:***(常用外:ひ・ひなた・)
《人名・名乗り例》あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・なか・はる・はれ・ひ・ひなた・や
《分類》形声文字
《画数》12画(17画:一部流派)
【字義】コザト偏「阜」と音を表す「易(ヨウ・ヤン=yang)とが一つになって成り立ったものが「陽」。「易(ヨウ)」は、日が上がることを意味し、コザト偏は丘とか丘状のものを意味することから、山の日が当たる部分=南斜面を意味する
◎多くの漢和辞典や漢字字典では、陽の字義をこのように解説していますが、私としてはイマイチ納得できなくて別の見解を持っています。詳しくは、[画数別分類編]に書いておりますので、そちらをご覧下さいませ。
◎この「陽」と対称となる意味を持つ字は、言うまでもなく「陰」で、“白と黒”とか、“表と裏”という対比的なものとして捉えられやすいものですが、実際には少し違いがあります。感単に言い表すと、“赤と青”というイメージです。赤色を「陽」、青色を「陰」というように例えると、理解しやすいかと思います。赤色も青色も一つだけの色ではなく、赤色にはオレンジ色に近いものも含めて様々な赤色がありますし、青にも緑がかった青や水色に近い青もあります。これと同じように、「陰」と「陽」との2つの字には、一定のものではない可変的なものという意味をもっているのです。
◎そしてトリビア(明日に使える無用の知識)ですが、陰陽の調和が取れている状態や中間的なもの表した色があります。その色が“紫色”や“黄色”なのです。どちらの色も、高僧や皇帝などの高貴な地位にある者だけに使うことが許される、陰陽の調和が取れていることを意味する“中庸”を象徴する色として重用されてきたのです。・・・このトリビアには「へえ〜」ボタンがないので、ランキングバナーを1回ずつクリックしてくださいね(笑)。
◎これ以外にも、“陰陽”は様ざまな例え方ができます。たとえば、「0(ゼロ)」を中心として、「+(プラス)」と「−(マイナス)」とに分かれているものという意味もあります。この場合は、「0(ゼロ)」が“中庸”に当たります。陰と陽の合計=総和を100%として、互いが「0(ゼロ)」になることなく増減するものも意味します。この場合の“中庸”は、中間の50%とになりますね。では、“オカマ”と“オナベ”は中庸かというと、難しいところですね・・・私には分かりません。
◎このように、「陽」と「陰」の関係は、それぞれが可変的なものでありながら、双方の均衡は維持されています。そして、この二つのを合わせたもの、「陽」と「陰」とのバランスを維持しているものが、前回の記事で取上げた漢字の「太」であり、それを表現する熟語が「太一」なのです。ですから、「太」にはバランスが取れている大きなものとか至高のものという意味合いが込められています。
◎「太」の中にある「陽」には、常に「+(プラス)=正」の方向に進もうとする指向性があります。これを陰陽的に表現すると、「寒暖」の「暖」と同じものです。冬至(陰の極み)を過ぎて、「陽」が夏至(陽の極み)に向って強まるように、冬を越えて“暖かさ”が強まります。そういう意味で、「陽」という漢字には、困難をも乗り越えることができるパワーが秘められているのです。ですから、「太」と同じように、姓名の漢字(文字)や持って生まれた星とのバランスを整えて、強くなりすぎないようにしなければなりません。基本的には、組み合わせる漢字に相性の良い字が多くありますから、「陽」は使い良くてオススメできる漢字の一つです。
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・『名付け(名づけ)・命名の辞典&字典☆[画数別分類編]』
・『《名付け(名づけ)命名・改名の辞典&字典☆[読み・名乗り別分類]』

















