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『香☆名前の漢字「香」が持つイメージ☆』

音読み:コウ・キョウ
訓読み:か・かお-り・かお-る
常用外慣例:かぐわ-しい・こう-ばしい・
《人名・名乗り例》か・かおり・かおる・かが・たか・よし
《分類》会意文字
《画数》9画


【解字】[1]「黍(きび)」+「甘(うまい)」から成り立つ漢字。穀物である黍(きび)を煮た時に伝わる、こうばしくて良いにおいを意味する。
[2]「黍(きび)」+「曰(エツ・いわく)」から成り立つ漢字。「曰」は、神に捧げる祝詞(のりと)を入れる器を指す。供え物である「黍(きび)」と合わせて、神に捧げて祈るという意味。

[画数・字画別分類編]では、という漢字のなりたちと意味について書きました。また、名前に使われている有名人である、藤原紀香さんの“ご結婚”ということもあって、お相手の陣内さんとのことも合わせて、本格姓名判断と陰陽五行推命で占ってみました。当ブログ[イメージ別分類編]では、という漢字のイメージについて、類義を持つ漢字と比較しながら書かせて頂きます。

と類似するニュアンスを持つ漢字で、名付けに使えるものを以下にまとめました。

《同じ読みを持つ漢字(かおり・かおる)》については、[画数・字画別分類編]を参照してください。

【芳】花のかおり善行名声を表す場合に使われます。が単数的なのとくらべると、こちらは単数的なものから複数的なものまで含めた、花や花束の“かおり”というイメージで、その“かおり”が漂う範囲・領域にも広がりを感じます。咲き誇る花の“かおり”が、四方八方に広がるイメージですかね。

【薫】草・ハーブ)の“かおり”が、燻(いぶ)すように立ち込めて広がる様子を表しています。燻製(クンセイ)を作る時に、煙が立ち昇るような感じで、空気に乗って漂ってくる“かおり”ですね。また、人を感化して善導するという意味も持っています。ちなみに、「薫風」という言葉は春の風ではなく、暦上の初夏にあたる5月に吹く風を意味します。木々の新芽が出そろい、新緑の“かおり”を含んだ風という意味でしょう。

【郁】この漢字は、人名漢字で「かおる」という読みを持ちます。かぐわしいという意味や、気が盛んな様子そのものを表している漢字です。他の「」や「芳」、「薫」が植物の“かおり”に通じるのとはニュアンスが少し異なって、文化や学問や心情、華やかさなどを表現する場合にも使われます。たとえば、「馥郁」はりが高い様であり、「郁文」は文物や文化のレベルが高くて盛んであることを意味します。また、「郁悶」という熟語には、イライラがつのって気が滅入るという意味もあります。“かおり”を表現する他の漢字に比べると、最も強くて盛んな状態を表すのですね。

【馨】これも、人名漢字です。澄んだ“かおり”とか、遠くまで漂う“かおり”という意味や、時空を超えて遠くまで広まる良い評判とか好影響という意味を持ちます。実際の“かおり”よりも、より抽象的なニュアンスを持っている漢字です。


《イメージが似ている漢字》

【匂】この漢字は、『国字(日本で作られた日本独自の漢字)』の一つで、人名漢字にもなっています。読みは「にお-い」、「にお-う」で、良い“かおり”美しくて気品がある“かおり”という意味を持ちます。日本語(和語・やまとことば)のにおい(にほい)に当てはまる漢字が「臭」だけでは意味やイメージを伝えにくいという理由から、「匂」という漢字が作り出されたのだと考えます。この漢字は平成16年9月27日から「人名用漢字」として新たに認められ、名前に使えるようになった漢字の一つです。

【臭】の対義語としても使われるもので、好まれない“かおり”というよりも、不快な“におい”を意味します。本来は「自」と「犬」とを組み合わせた漢字だったのですが、日本だけで、現在の表記に変わっています。漢字の意味を知らぬ似非国語学者か役人のミスからうまれたとも言える漢字ですね。まぁ、一般的には、名前に使うことも無い漢字ですから、名付けには影響しない漢字です。この漢字は、顔をしかめたり背けたりしたくなるような“におい”、鼻が曲がりそうな“ニオイ”というようなニュアンスを持っているのですね。

以上が、という漢字のイメージと似ている、“かおり”&“におい”つながりの漢字と、その字義が持つイメージです。

次に、これらの漢字が熟語になった場合の特徴を見てみましょう。そうすれば、それぞれの漢字が持つイメージの輪郭が、さらに明らかになってきます。ただ、「臭」という漢字については、一般的に使われることが想定しにくいので、省かせて頂きます。

……「夢」、「雲」、「花・華(仏に供える花)」、「炉」。[特徴]熟語を構成する漢字との組み合わせで、“かおり”そのものの性質や状態を表しているものが多いですね。

【芳】……「芳春」、「芳恩(恩情の敬称)」、「芳」、「芳志」、「芳情」、「芳心」、「芳名」。[特徴]花の“かおり”が広がるように漂うさまに例えて、人物や心情的なことを形容する熟語が多くあります。本来の字義は、花の“かおり”が広がるさまなのですが、それに例えてイメージまで広がっている感じですね。

【薫】……「薫育(徳育)」、「薫化(徳によって感化する)」、「薫芳(かんばしいさま)」。[特徴]風に乗って漂い広まるということから転じて、道徳的な事柄を表す熟語が多いですね。

【郁】……「郁々(文化が盛んで高い)」、「郁気(気)」、「郁文(文物・文化が盛ん)」、「郁烈(かおりが強い)」。[特徴]“かおり”の広がりではなく、“かおり”そのものの強さや、国や地域などの限定された領域内での状態を表現する熟語に用いられることが多い漢字ですね。

【馨】……「馨(ケイコウ:良いかおり)」、「馨逸(すぐれたかおり)」、「馨徳(立派な徳)」。[特徴]“かおり”に“品格”をプラスしたような漢字で、遠くまで知れ渡るような良い事柄を、“かおり”が伝わることに例えて使われることが多いようです。

【匂】……「匂袋」。[特徴]漢和辞典に熟語がなく、私が考えた位では、これしか思い浮かびませんでした。辞書に載せている人名漢字としての読みかた(名乗りかた)の例も、「にお」だけです。

余談ですが、戸籍法では、「匂」と書いて「かおり・かほり」と読んでも認められます。法的には読み方は問われませんから、「ほのか」という名前で「匂」を充てることも認められるのです。法的には、姓名は個人を識別するための記号に過ぎないわけでして、読み方はどうでもイイということのようです、ヘンですけど。

実際には、人に読んで貰えて覚えられやすい名付けをされる方が大半です。しかし、そうとも言えない名前が近頃は目に付きますし、名付け命名をビジネスにしている側にも、「チョット!チョット、チョット!!」と言いたくなる様な名前、いわゆる“イタイ”名前を付けて得意に顔になっちゃている“センセー”も散見します。まさに、“痛い”話しですね。

このように比較してみると、すべてが“かおり”という意味を持っている漢字ではあっても、それぞれに微妙なニュアンス(意味合い)の違いがあることに気付きます。名前の漢字を読み・名乗り(名のり)で選ぶ場合は、それぞれの漢字の読みに違いがありますし、さらに“良い画数”ということを含めて選ぶ場合は、使える漢字がより制約されますから、名付けが難しくなってしまうのですね。

場合によっては画数にこだわり過ぎて、漢字を組み合わせただけの名前になってしまうことも多々有るようです。それでも、その名前で運勢が良くなれば話は別ですが、好ましい結果が出ていないことは、今さら言うまでもないことでしょう。画数を重視した姓名判断の罪過ともいえるでしょう。

良い名前、良い名付けというものには、セオリー(法則)というものがあります。これまでの記事にも書いてきましたが、画数・字画以外にも、さまざまなファクターがありまして、そういうものを含めて全体のバランスを整えることがポイントなのです。

その内容については、名付け命名に辞典&字典』シリーズの記事中に、あらましを書いておりますので、できましたら続けてお読み下さいませ。ただ、詳細については説明が難しい部分もありますし、悪徳な同業者(※似非占い師)に中途半端に転用されて、誤用を招いたりすることも考えられますので、すべてを公開するものではありません。ただ、お子様の名付け命名の際の参考には十分役立つものと考えております。(※似非占い師の実態については、『占いブログ◎占い師 右京の開運ブログ☆ 』『占い館ルネッサンス姫路店☆右京のブログ☆』で、いづれ書かせていただきます)。

さて、話を本題に戻しまして、名前の漢字であるについて書きますね。この漢字は、“かおり”という意味を持っている漢字グループの中で、最も純粋に“かおり”そのものを表現する場合に使われます。品詞でいえば、名詞、形容詞、動詞として使われます。また、熟語を構成する場合も、形容詞的な働きをする漢字ではないでしょうか。

このような特徴を持つ漢字のですが、実際の名付けに用いる場合には、どんな漢字と組み合わせるのが良いのかということにつきましては、[読み・名乗り別分類編]で書かせていただきます。数日後のUPになりますが、是非ご訪問下さいますよう、お願い申し上げます。

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・『名付け(名づけ)・命名の辞典&字典☆[画数別分類編]』

・『《名付け(名づけ)命名・改名の辞典&字典☆[読み・名乗り別分類]』
本当にありがとうございました。《再見!》

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【2007/02/19 20:42】 名付け漢字・気 | トラックバック(3) | コメント(0) |
『陽☆男の子にも女の子にも人気の名付け漢字・・・「太」から生まれた陰陽の「陽」とは。』

読み:ヨウ(ヤウ:旧仮名遣い)
読み:***(常用外:ひ・ひなた・)

《人名・名乗り例》あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・なか・はる・はれ・ひ・ひなた・や

《分類》形声文字

画数》12画(17画:一部流派)


【字義】コザト偏「阜」と音を表す「易(ヨウ・ヤン=yang)とが一つになって成り立ったものが「」。「易(ヨウ)」は、日が上がることを意味し、コザト偏は丘とか丘状のものを意味することから、山の日が当たる部分=南斜面を意味する

多くの漢和辞典や漢字字典では、の字義をこのように解説していますが、私としてはイマイチ納得できなくて別の見解を持っています。詳しくは、[画数別分類編]に書いておりますので、そちらをご覧下さいませ。

このと対称となる意味を持つ字は、言うまでもなくで、“白と黒”とか、“表と裏”という対比的なものとして捉えられやすいものですが、実際には少し違いがあります。感単に言い表すと、“”というイメージです。赤色を「青色を「というように例えると、理解しやすいかと思います。赤色も青色も一つだけの色ではなく、赤色にはオレンジ色に近いものも含めて様々な赤色がありますし、青にも緑がかった青や水色に近い青もあります。これと同じように、「」と「」との2つの字には、一定のものではない可変的なものという意味をもっているのです。

そしてトリビア(明日に使える無用の知識)ですが、の調和が取れている状態や中間的なもの表した色があります。その色が“紫色”や“黄色”なのです。どちらの色も、高僧や皇帝などの高貴な地位にある者だけに使うことが許される、の調和が取れていることを意味する“中庸”を象徴する色として重用されてきたのです。・・・このトリビアには「へえ〜」ボタンがないので、ランキングバナーを1回ずつクリックしてくださいね(笑)

これ以外にも、“”は様ざまな例え方ができます。たとえば、「0(ゼロ)」を中心として、「+(プラス)」と「−(マイナス)」とに分かれているものという意味もあります。この場合は、「0(ゼロ)」が“中庸”に当たります。の合計=総和を100%として、互いが「0(ゼロ)」になることなく増減するものも意味します。この場合の“中庸”は、中間の50%とになりますね。では、“オカマ”と“オナベ”は中庸かというと、難しいところですね・・・私には分かりません。

このように、の関係は、それぞれが可変的なものでありながら、双方の均衡は維持されています。そして、この二つのを合わせたもの、とのバランスを維持しているものが、前回の記事で取上げた漢字の「太」であり、それを表現する熟語が「太一」なのです。ですから、「太」にはバランスが取れている大きなものとか至高のものという意味合いが込められています。

「太」の中にあるには、常に「+(プラス)=正」の方向に進もうとする指向性があります。これを的に表現すると、「寒暖」の「暖」と同じものです。冬至(の極み)を過ぎて、が夏至(の極み)に向って強まるように、冬を越えて“暖かさ”が強まります。そういう意味で、という漢字には、困難をも乗り越えることができるパワーが秘められているのです。ですから、「太」と同じように、姓名の漢字(文字)や持って生まれた星とのバランスを整えて、強くなりすぎないようにしなければなりません。基本的には、組み合わせる漢字に相性の良い字が多くありますから、は使い良くてオススメできる漢字の一つです。

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【2007/01/10 14:09】 名付け漢字・気 | トラックバック(1) |
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『名付けと命名の辞典&字典ブログ』にようこそ! 当Blogでは、幸福を呼ぶ良い名前を選ぶためのノウハウを公開しています。
著作者は、本物の占いを追究する占い師・右京です。赤ちゃんの名付け・命名のご相談は、『占い館ルネッサンス』で承っております。

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